1953-08-06 第16回国会 参議院 地方行政委員会 第23号
見出しは「警察側も謙虚に」「委員会の趣旨尊重」、こういう見出しを付けまして、 既報、日産化学鏡工場事件に対する参議院地方行政委員会の調査において警察官の出動及び実力行使問題は結論的な決定はなされておらないのが事実で、八月四日さらに国警熊本県本部に対し国警本部から次のような電話連絡があつた。
見出しは「警察側も謙虚に」「委員会の趣旨尊重」、こういう見出しを付けまして、 既報、日産化学鏡工場事件に対する参議院地方行政委員会の調査において警察官の出動及び実力行使問題は結論的な決定はなされておらないのが事実で、八月四日さらに国警熊本県本部に対し国警本部から次のような電話連絡があつた。
次に日産化学鏡工場の事件に警察が介入した事件については、すでに五月二十九日の当委員会及び六月二十五日の地方行政、労働連合委員会において参考人の公述を聴取し、政府委員等との間に質疑応答を重ねまして、一応事態の経過を明らかにすることができましたが、なお重要な若干の点について明確にする必要がありますので、本日齋藤国警長官の御出席を求めました。本件について質疑のあるかたは順次御発言願います。
それから更に本委員会といたしまして残つております問題は、熊本の日産化学鏡工場の調査から研究題目に発展をいたしておりまする争議中のピケツト・ラインの合法的限界の問題、更に本日吉田君から御提案になりました職業安定法等に関する実情調査の問題等がございます。これらにつきましてもいずれ委員長におきまして議事日程の中へ組んで参りたいと考えますので、委員長に御一任を頂きたいと存じます。
○亀田得治君 それから次に熊本県の事例ですが、日産化学鏡工場の争議です。これも御承知だと思いますが、スラトイキに労働組合が入りまして、品物の搬出を拒否するためのピケツト・ラインを張つていたわけです。これに対して品物を搬出するということが業者によつて強行されたのですね。で、業者が強行する場合に、これは裁判所の仮処分が出ている事件です。会社側から申請した仮処分が……。
五月十三日に行われました、いわめる日産化学鏡工場の肥料の強行出荷の経過や当時の状況につきましては、すでに関係各方面から事情をお聞取りになつたと思いますので、私からはあえて重複の煩を避けるために、十三日の強行出荷のやむなきに至つたいきさつを簡単に申述べまして、本日の中心議題と思われますところの十三日の状況については、現地に参りました飯田参事より説明いたさせたいと存ずる次第であります。
参考人としておいで願いました方々は、熊本県の国警隊長小林利吉君、国警熊本県八代地区警察署長斎藤次夫君、日産化学鏡工場長宮崎敏郎君、熊本県販購農協連副会長井村作太郎君、同じく参事の飯田次人君、それから熊本県阿蘇郡永水村赤木坂田重蔵君、日産化学労組鏡支部長藤本信義君、熊本県労組総評議会事務局長原田英男君、日産化学労組鏡支部組合員家族土田玉枝君、熊本県労働部労政課組合係長井本則隆君、以上の諸君でございます
第二、委員会に喚問すべき参考人の範囲でございますが、熊本県国警八代地区署長斎藤次夫君、それから一つとばしまして日産化学鏡工場長宮崎敏郎君、その次に日産化学鏡工場労組委員長藤本信義君、次に熊本県労働部長宮本亥吉君、次に熊本県販購農協連参事飯田次人君、同じく専務理事園木登君、一つとばしまして農民側代表熊本県阿蘇郡永水村赤水坂田重蔵君、以上七人をいずれも現地側の参考人として、このほかに委員会でいろいろ御意見